Codex新機能「Record & Replay」でMac作業をAI自動化!開発・Web制作のルーティンが変わる?

Macユーザー必見!Codexの新機能「Record & Replay」とは?
AIコーディング支援ツールとして知られるOpenAIの「Codex」に、Macユーザーの日常業務を大きく変える可能性を秘めた新機能「Record & Replay」が2026年6月18日(現地時間)に公開されました。この機能は、私たちがMac上で行う画面操作をAIが“録画”し、それを記憶して作業を代行するという画期的なものです。
Web制作やAI開発の現場では、繰り返し発生する定型作業が少なくありません。この「Record & Replay」は、そうしたルーティン作業の自動化を目的としています。一度手動で操作を実演するだけで、Codexがその手順を学習し、次回からはAIが自動で実行してくれるようになるのです。
具体的に何ができる?開発・Web制作現場での活用例
「Record & Replay」の最大の魅力は、Mac上での一連の操作をAIに「スキル」として覚えさせ、必要に応じて再利用できる点にあります。OpenAIは、この機能に向いている作業例として、以下のようなものを挙げています。
- 経費報告や休暇申請の提出
- 駐車スペースの予約
- 定例レポートのダウンロード
- 動画の公開
特にWeb制作者や開発者にとって注目したいのは、「定例レポートのダウンロード」や「動画の公開」といったタスクでしょう。例えば、毎月特定のサイトからアクセス解析レポートをダウンロードし、ファイル名を変更して指定フォルダに保存する、といった一連の作業は、手間がかかる割に創造性の低いルーティンです。Codexに一度この手順を記録させてしまえば、次回からは「今月のレポートをダウンロードして」と指示するだけで、AIが自動で処理してくれるようになります。
また、紹介動画ではYouTube Studioで動画をアップロードし、タイトルやサムネイルを設定する一連の操作を録画する様子が示されています。一度記録すれば、次回からは「この動画を公開して」と指示するだけで、Codexが同じ手順をたどってくれるとのこと。アップロードするファイルや対象の日付範囲など、その回ごとに異なる値を渡すことも可能です。これにより、動画投稿の頻度が高いクリエイターやマーケターの負担を大幅に軽減できる可能性があります。
試すならどこから?利用開始までのステップと注意点
この「Record & Replay」機能は、Codexアプリのプラグイン画面から利用を開始できます。具体的な手順は以下の通りです。
- Codexアプリのプラグイン画面で「Record a skill」を選択します。
- 作業に関する背景情報を入力します。
- 準備が整ったら、録画の許可を与え、自動化したい作業をMac上で実演します。
- 作業が完了したら録画を停止します。
- 録画内容をもとに、Codexが作業手順の草案を作成します。この草案には、手順を使うタイミング、必要な入力、実行手順、結果の検証方法が記載されており、利用者は必要に応じて修正できます。
作成した手順を使用する際は、新しいスレッドでCodexに該当手順の利用を指示するだけです。その回ごとに異なる値を渡す必要がある場合は、その情報をCodexに伝えます。
利用にあたっては、いくつかの注意点があります。OpenAIは、録画時の内容を「短く完結した内容にすること」と「パスワードなどの機密情報を含めないこと」を推奨しています。録画の開始と停止は利用者が完全に制御できるため、不必要な情報が記録される心配は少ないですが、意識的に注意を払うことが重要です。
なお、「Record & Replay」は当初macOS向けに限定されており、AIがPC操作を実行する機能「Computer Use」が有効になっていることが条件となります。また、提供地域に関しては、欧州経済領域(EEA)、英国、スイスを除く地域での提供です。
この新機能は、開発者やWeb制作者が日常的に直面する繰り返し作業の効率化に大きな一歩をもたらすでしょう。Macユーザーの皆さんは、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。


