Microsoft Copilotが「仕事のための新しいOS」に進化!開発者・Web制作者が注目すべき新機能とは?
Microsoft Copilotが「仕事のための新しいOS」へ大刷新!
MicrosoftがAIアシスタント「Copilot」を大きく刷新し、「仕事のための新しいOS」として再構築すると発表しました。サティア・ナデラCEOがXで語ったように、これはあらゆるモデル、あらゆるフォームファクタ、あらゆるタスクにまたがり、AI時代の仕事を定義する可能性を秘めています。開発者やWeb制作者にとって、この進化は日々の業務にどのような変化をもたらすのでしょうか?
開発者・Web制作者が注目すべきCopilotの新機能
新しいCopilotアプリは「Home」「Code」「Autopilot」の3つのタブで構成され、Word、Excel、PowerPointをCopilotに組み込む「Office in Copilot」も提供されます。
1. Home:AIとの対話とタスク委任の起点
- Chat機能:質問への即答や下書き作成が可能です。
- Copilot Cowork:3月に発表されたタスク委任型の機能がHomeに統合されます。ユーザーが機能を選ばなくても、Copilotが適切な機能に作業を振り分けるようになる予定です。
- Office in Copilot:Copilotから編集可能なWord、Excel、PowerPointのファイルを作成でき、内容は各Officeアプリと同期されます。Web制作における企画書やレポート作成の効率化に貢献しそうです。
2. Code:自然言語でアプリを構築!
- 開発者以外の従業員も利用可能:自然言語で説明するだけで、アプリやダッシュボード、自動化の仕組みを構築できる機能です。GitHub Copilotと同じ基盤技術が使われています。
- Microsoft Copilot Managed Runtime:作成したアプリは、この実行基盤によりIT部門の管理下で自社のMicrosoft 365環境内でホストし、同僚と共有できます。Web制作者が簡易的な社内ツールやフォームを素早く構築し、展開する際に非常に役立つでしょう。
3. Autopilot:デジタルのチームメイト
- 自律型エージェント:これまで「Scout」と呼ばれていたエージェントで、オープンソースのエージェント基盤「OpenClaw」を採用しています。
- タスクの自動実行:ユーザーが名前、役割、目標を与えると、プロンプトを待たずにチャネルの監視、スレッドのフォローアップ、定期的な作業、中断したプロジェクトの再開などを進めます。例えば、サプライヤー評価プロセス全体を立ち上げ、スケジュールと作業計画を作成し、準備や会議、フォローアップ、関係者への進捗確認まで代行できます。
- 常時稼働と組織への統合:クラウドでホストされるため、ユーザーが操作していない間も稼働し続けます。組織のテナント内に独自のアイデンティティ、メモリ、コンピュータ、ワークスペースを持ち、「Microsoft IQ」上に構築されています。Teams、Outlook、チャット、チャネル、ドキュメントなど、普段利用する場所で@メンションで呼び出せます。Web制作のプロジェクト管理やコミュニケーションにおいて、ルーティンワークの自動化や情報収集のサポートとして活用できる可能性があります。
試すならどこから始めるか?
新しいCopilotの提供は段階的に進められます。
- HomeとCode:新機能を先行提供する「Frontier」プログラムで今後数週間のうちに展開が始まります。
- Autopilot:9月末にプライベートプレビューの対象が拡大されます。
- Today(重要情報先回り表示):10月にプライベートプレビュー開始。
- Teamsでの@Copilot呼び出し機能:9月末までにプライベートプレビュー開始。
企業向けが中心ですが、Codeは年内に「Microsoft 365 Premium」および「Pro」の加入者向けにプレビュー提供される予定です。まずは、このCode機能を試してみるのが、開発者・Web制作者にとってCopilotの可能性を探る第一歩となるでしょう。
料金体系も見直され、日常的なAI利用はユーザー単位のサブスクリプションライセンス(USL)でカバーされます。一方、Cowork、Code、Autopilotなどのエージェント機能とフロンティアモデルは、従量課金(UBB)で利用する形になります。11月2日以降、CSP経由で新規購入する「Microsoft 365 Copilot Business」ライセンスでは、UBBが既定で有効になります。
このCopilotの大幅な進化は、私たちの仕事のやり方を根本から変える可能性を秘めています。特にCodeやAutopilotのような機能は、開発プロセスやプロジェクト管理、日常業務の自動化において、強力な武器となるはずです。ぜひ、提供開始された機能から積極的に試して、その可能性を体感してみてください。
