FigmaがWeb制作の常識を変える!AI活用とノーコード実装で爆速開発を実現する『Figmaのきほん 改訂版』徹底レビュー

もはやFigmaはWeb制作・AI開発の“ハブ”ツールだ!
UIデザインの現場で、もはやFigmaは必要不可欠なツールとなっています。単なるデザインツールという枠を超え、共同作業、プロトタイピング、そしてAIを活用した機能拡張まで、その進化は目覚ましいものがあります。
Web制作やAI開発に携わる私たちエンジニアにとって、Figmaの最新機能をキャッチアップし、効率的に活用することは喫緊の課題。そんな中、まさに「痒い所に手が届く」一冊が登場しました。
それが『はじめてでも迷わない Figmaのきほん 改訂版』です。入門書と銘打たれていますが、その内容はかなり実践的で、Figmaの最新の使い方がよく分かる解説書となっています。
「なんとなく使ってるけど、もっときちんと学びたい」「Figmaの最新AI機能や新機能をまだ試していない」そんなあなたに、本書がなぜ必読書なのか、Web制作・AI開発の視点から深掘りしていきましょう。
ちなみに、この書籍は2023年に出版された『はじめてでも迷わない Figmaのきほん』の待望の改訂版なのですが、Figma SitesやFigma Makeをはじめ、8割近くが新しく執筆されているとのこと。これはもう、改訂版の枠を超えた「新刊」と言っても過言ではありませんね!
『Figmaのきほん 改訂版』で何ができるのか?
本書を読めば、Figmaが単なるデザインツールではないことがよく分かります。特に注目すべきは、Web制作・AI開発のフローを劇的に変える以下の機能群です。
- UIデザインの効率化と基礎固め
WebサイトやスマホアプリのUIデザインを効率的に作成するためのFigmaの基本操作、ファイル管理、便利な独自機能が習得できます。 - チームでの共同作業を加速
ファイルの共有やチームライブラリといったFigmaならではの共同作業機能を活用し、チーム開発の生産性を向上させる方法を学べます。 - 外部リソースとAIプラグインの活用
Figmaの豊富なプラグイン、特に生成AIを活用したプラグインの導入・活用方法を知ることで、デザイン作業の自動化や効率化のヒントが得られます。 - Figma SitesによるノーコードWebサイト公開
本書の白眉とも言えるのがFigma Sites。Figmaで作成したデザインを、HTMLやCSSのコーディング不要でそのままWebサイトとして公開できる機能です。プロトタイプとは異なり、実際にネット上でアクセス可能なサイトが作れるのは驚きです。 - Figma MakeによるAI駆動型プロトタイピング
自然言語によるプロンプトでプロトタイプやWebアプリを生成できるFigma Make。これはAI開発に携わるエンジニアにとって非常に魅力的な機能であり、デザインと開発のブリッジをAIが担う未来が垣間見えます。2025年3月現在、Figma Makeは無料プランのユーザーも利用可能です。
これらの機能は、デザインから実装、公開、そしてAIによる自動生成まで、Web制作・AI開発の全工程をFigma内でシームレスに連携させる可能性を秘めています。
Web制作・AI開発の現場でどう使えるのか?具体的な活用例
本書は単なる機能紹介に留まらず、具体的な実践を通してFigmaの活用法を学ぶことができます。その構成は、まさにWeb制作の実務フローを意識していると見られます。
基礎から実践へ:Figmaを使いこなす9章構成
本書は全9章で構成されており、Figmaの基本から最新の応用機能までを網羅しています。
- 第1章〜第4章:Figmaの全体像と基礎固め
Figmaで何ができるのか、他のツールからの移行、無料/有料プランの違い、アカウント作成から日本語環境設定まで、Figmaを始める上での「きほんのき」が詰まっています。UIや基本操作、ファイル管理に加えて、ファイルの共有やチームライブラリといった共同作業機能、さらに生成AIプラグインを含む外部リソースの活用法も解説されており、基礎の段階から実践的な視点が得られます。 - 第5章:実践の第一歩、バナー制作
Instagram用のバナー作成を通じて、Figmaの効率性を体感できます。特に、FigmaのAI機能を使ったドーナツ画像の切り抜きは、私たちエンジニアが普段Photoshopなどで手間取っていた作業をFigmaでいかにスマートに解決できるかを示してくれます。AI機能を使わない代替方法も解説されているため、ツールの理解が深まります。 - 第6章:Webサイトデザインの全貌
この章が本書のハイライトの一つでしょう。FigJamでのサイト構成案作成から、ワイヤーフレーム、スタイルガイド、各ページのデザイン、デザインデータの共有、そしてコーダーへのハンドオフまで、Webサイト制作の実務フローが詳細に解説されています。Web制作者にとって、この一連の流れをFigma内で完結させるノウハウは非常に価値が高いです。 - 第7章〜第8章:デザインから実装、そして公開へ
Figma Sitesを使って、デザインしたWebサイトをコーディングなしでそのまま公開する画期的な方法が解説されています。オートレイアウトやインタラクションもデザイン通りに反映されるため、デザインと実装の乖離を最小限に抑えられます。さらにFigma SitesのCMS機能を使ったコンテンツ管理までカバーされており、Webサイトの運用まで見据えた実践的な内容です。これはまさにノーコード・ローコード開発の最前線であり、私たちエンジニアが注目すべきポイントです。 - 第9章:AIとの共創、Figma Makeと便利なプラグイン
最後の章では、Figma Makeを使った自然言語プロンプトからのプロトタイプ・Webアプリ生成について詳しく解説されています。AIとデザインツールの融合が、どのように私たちの開発プロセスを変革していくのか、その可能性を感じられるでしょう。また、定番の便利なプラグインも紹介されており、Figmaをさらに使いこなすためのヒントが得られます。
本書は、章の構成自体も前書からがらりと変わり、サンプルや作例もすべて一新されています。そのため、すでに前書をお持ちの方でも、改訂版として十分に新しい学びと発見があるはずです。
Figmaの最新機能を試すなら、どこから始めるか?
「Figmaをこれから初めて使用する人」はもちろん、「なんとなく使ってるけどきちんと使い方を学びたい人」にも、本書は最適なガイドとなるでしょう。特に、以下のような方はぜひ手に取って、Figmaの進化を体感してみてください。
- Figma Sitesでデザインから直接Webサイトを公開してみたいWeb制作者
- Figma Makeを使ってAIによるプロトタイプ・Webアプリ生成を試したいAI開発者
- FigmaのAI機能(画像切り抜きなど)でデザイン作業を効率化したい方
- チームでの共同作業をFigmaでより円滑に進めたい方
本書は、Figmaの基本から実践、そして最先端のAI機能までを体系的に学べる一冊です。Web制作・AI開発の現場でFigmaを最大限に活用するための必携書として、自信を持っておすすめします。
Kindle版も同時発売されており、手軽に読み始めることができます。
はじめてでも迷わない Figmaのきほん 改訂版
マネするだけでスキルが身につくWebサイト・バナーデザイン入門
ISBN 978-4-295-02399-9
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著者: もち
出版社: インプレス
発売日: 2026/2/26
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