Hugging FaceにBasetenが統合!LLMのサーバーレス推論がさらに便利に

Hugging FaceとBasetenの強力な連携が実現!
AI開発者の皆さん、Hugging Face Hubに新たな強力なインフラプロバイダーが登場したのをご存知でしょうか?なんと、AIインフラプラットフォームの「Baseten」がHugging Face Inference Providersとしてサポートされることになりました!これにより、Hugging Face Hub上でサーバーレス推論の選択肢と機能がさらに拡充され、私たちの開発体験が格段に向上します。
Basetenは、サーバーレスAI、トレーニングなどをカバーするAIインフラプラットフォームです。多くの最先端モデルのカタログを提供しており、開発者が幅広いAI機能を最小限の設定でアプリケーションに統合することを容易にします。LLMからテキスト音声変換まで、多様なモデルタイプをサポートしているのが特徴です。
何ができるようになるのか?
今回の統合により、Hugging Face Hubのモデルページから直接、Basetenを利用したサーバーレス推論が可能になります。特に注目すべきは、BasetenがHugging Face上で会話およびテキスト生成タスクのサポートを開始した点です。これにより、Kimi K3、最新のDeepSeek V4 Flash、GLM-5.2など、人気のオープンウェイトLLMに簡単にアクセスできるようになります。今後、追加のタスクも順次サポートされる予定とのことなので、期待が高まります。
また、このインテグレーションはHugging FaceのクライアントSDK(Python用のhuggingface_hub (>= 1.26.1)とJavaScript用の@huggingface/inference)にもシームレスに統合されています。これにより、好みのプロバイダーで多種多様なモデルを非常に簡単に利用できるようになりました。
どう使えるのか?具体的な利用シーン
Basetenの利用方法は主に2つのモードがあります。
- カスタムキーを使用する場合: ご自身のBaseten APIキーを設定することで、リクエストが直接Basetenにルーティングされます。これにより、ご自身のBasetenアカウントで課金が管理されます。
- Hugging Face経由でルーティングする場合: プロバイダーのトークンは不要で、Hugging Faceアカウントに直接課金が適用されます。Hugging Faceのユーザーアカウント設定で、APIキーの設定やプロバイダーの優先順位付けが可能です。これにより、モデルページのウィジェットやコードスニペットに表示されるプロバイダーの順序をカスタマイズできます。
例えば、PythonやJavaScriptのSDKを使ったコードでは、以下のように簡単にBaseten経由でモデルを利用できます。Hugging Faceトークンで認証するだけで、リクエストは自動的にBasetenにルーティングされます。
Python SDKでの利用例(DeepSeek V4 Flash)
Hugging FaceのSDKを通じて、最新のDeepSeek V4 FlashモデルをBaseten経由で利用できます。認証にはHugging Faceトークンを使用し、リクエストは自動的にBasetenにルーティングされます。
JavaScript SDKでの利用例(DeepSeek V4 Flash)
同様に、JavaScriptの@huggingface/inferenceライブラリを使用しても、Basetenを介してDeepSeek V4 Flashなどのモデルにアクセスできます。これもHugging Faceトークンでの認証が可能です。
さらに、Pi、OpenCode、Hermes Agents、OpenClawなど、ほとんどのAgent HarnessにもHugging Face Inference Providersが統合されています。これにより、Basetenでホストされているモデルを、お気に入りのツールに直接組み込むことが可能になります。これは、開発のワークフローを大幅に効率化する大きなメリットと言えるでしょう。
試すならどこから始める?
まずは、Hugging Face Hubのモデルページを訪れてみてください。Basetenがサポートするモデルの全リストはこちらから確認できます。また、Hugging Face上のBasetenのページもぜひフォローして、最新情報をチェックしましょう。
Hugging FaceとBasetenの連携は、AIモデルのデプロイと利用をより手軽に、そして強力にする一歩です。私たちのAI開発の可能性を広げるこの新しいツールを、ぜひ試してみてください。


